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質問と回答
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メタアクリルは燃えますか? |
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可燃性のため燃えます。燃焼性は木材と同程度です。一般の消火方法で消火できます。 |
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メタアクリルは燃えると有毒ガスが発生しますか? |
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完全燃焼すれば、有毒ガスは発生しません。 |
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メタアクリルの重量計算はどのようにおこないますか? |
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メタアクリルの密度は約1.2g/cm3です。
例:寸法が1830mmX915mmX3mmの場合
183cm(長辺)X91.5cm(短辺)X1.2g/cm3(密度)x0.3cm(厚み)=6.0kgとなります。 |
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メタアクリルの収縮は? |
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温度変化による伸縮があり、長さ1mにつき10℃変化すると0.7mm〜0.8mm伸縮します。また、吸湿・乾燥によっても伸縮しますので、取付ける際はクリアランスを取る必要があります。 |
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メタアクリルの強制曲げは何Rまでですか? |
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屋外使用の場合は板厚の250倍、屋内使用の場合は190倍が目安です。 |
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メタアクリルの接着はできますか? |
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接着は可能です。溶剤型接着剤や重合方接着剤による接着をおこなうことで美しい外観を得ることが可能です。 |
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<パラグラス>と<コモグラス>の違いは? |
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<パラグラス>は二枚の硝子にモノマーを流すセルキャスト(鋳込み)方法により製造しています。
<コモグラス>は押出し方法により製造しています。
製造方法の違いにより分子量に大きな差があります。(<コモグラス>の分子量は<パラグラス>の約1/15です)常温物性では大差がありませんが高温(110℃〜170℃)では多少、差があります。 |
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ほこり除去やクリーニングはどうすればよいですか? |
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静電気を帯びることにより、ほこりが付きやすくなります。
柔らかい布に中性洗剤の1%水溶液をつけ拭きとってください。 |
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温度はどのくらいまで耐えられますか? |
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最高連続使用温度は<パラグラス>で80℃、<コモグラス>60℃以下を推奨しています。
耐寒性も高くマイナス40℃でも使用可能です。 |
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アクリルの正式名称は? |
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アクリル樹脂板は通称であり、正式名称はメタアクリル樹脂板です。 |
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メタアクリルの最大の特徴は? |
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プラスチックの女王と言われる透明性と高い耐候性です。 |
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